当院では、患者様に使用する矯正装置のすべてを院内で作製しております。より衛生的な矯正装置をご提供するため、3Dプリンターを導入いたしました。
従来の印象材による歯型とりが不要
3Dプリンターの導入に伴って、歯型とりもデジタル化。口腔内スキャナーでお口の中をスキャンするだけで、歯型とりの役割になります。
患者様のストレス軽減に
歯型とりが苦手な方にはストレス軽減となります。特に、嘔吐反射の強い患者様にはおすすめです。
口腔内スキャナーについて
お口の中に口腔内スキャナーをかざすだけで、歯並びやかみ合わせの状態をデジタルデータ化し、より精度の高い歯列模型を作製をすることができます。
技工物を作製するためには、歯列模型が必要になります。歯型をとった印象材は、感染対策のために滅菌・消毒する必要があります。
3Dプリンターと口腔内スキャナーによって、印象材が不要になり、唾液や血液を介した感染リスクを軽減します。
院内感染予防に
歯型をとった印象材はそれ自体が感染物であるため、それがなくなれば、感染リスクがなくなります。
来院頻度の減少
3Dプリンターを導入したことによってデジタルデータ化でき、それを元に歯列模型や矯正装置を作製することが可能になるため、来院頻度が少なくなる場合があります。
従来の治療の比較
従来
3Dプリンター使用
印象材を用いた歯型とり
口腔内スキャナーで口腔内をスキャン
歯型を消毒
石膏で歯列模型作製
3Dプリンターで歯列模型作製
歯列模型を使用して装置作製
従来の治療であれば、装置作製ごとに歯型が必要になるため、ご来院いただく必要がありました。